さくら
「――って、だから……んっ、むっ……ちゅっ……なんでこういうことになるかなぁ……」

亀頭に唇を触れさせたまま、さくらがため息を吐く。
 その様子を、唇と舌で亀頭を擦っていた空が、不思議そうに横目で見つめていた。

依真
「口れの奉仕ぁ、愛を確かめる行為でふし……ぁ、むぅっ、んっ、ぢゅっ……それに、愛撫もなひに、いきなぃ挿入するわけにもいかないりゃないれふか」

陰嚢を甘噛みしながら、そんなふうに依真が笑いかけると、さくらは困惑したように眉根を寄せる。
さくら
「れも……」


「文句を言うくせに、なんらかんだで……んっ、むっ、ずりゅっ……んんっ……さくらさんは、一番おいひいところを持っていくのれすよね」

さくら
「……えっ?」


「んっ、んぅっ、ちゅぢゅっ……いつもおち○ちんの先っぽ取っちゃうし……さくらちゃんて、意外と欲張り……れぅっ、ちゅっ、んぷっ……」

さくら
「そんなことないってばっ!」