さくら
「この変態っ! ど変態っ! なに考えてんのよっ……」
主人公
「俺が変態なのは、今に始まったことじゃないだろ?」
さくら
「そんな自信満々に言わないでよっ!」
さくら
もうっ……デートなんて言葉、信じるんじゃなかった」
主人公
「別に嘘はついてないじゃないか。こうして、ふたりきりで出かけてきてるんだから、れっきとしたデートだろ?」
そう言って、俺はさくらに笑いかけながら、手の中にあるリモコンの目盛りを弄る。